投資をしていると、毎日いろんな銘柄が気になるものです。
ツイッターのタイムラインを眺めているだけでも、数百の銘柄が目に飛び込んできます。
それはそれで楽しいのですが、ある一定の切り口で定点観測することによって見えてくること、学びになることがあるのも事実です。
米国株投資をしているもみあげさんの毎朝の株式ニュースを見ていると、特にそう思います。
あ、もみあげさん初の著書、好評発売中です!
ということで、個人的にピックアップした”グリーン銘柄”の値動きを追っていきます。
気になったニュースもあれば、紹介します。
グリーン銘柄定点観測
米国大統領選の影響で、記録的な株の上昇になりました。2020年4月から株式投資をし始めた私にとっても驚きの上昇幅でした。
特に、ICLNのようなETFが1日で5%以上も値動きするのは、少なくともここ数ヶ月では無かったと記憶しています。
グリーンエネルギー関連株は、バイデン氏劣勢かというニュースで一度大きく下げました。その後、バイデン氏優勢のニュースで息を吹き返し、そのまま今週を走り切りました。
特に大きく上げたTOP3は、中国のEVメーカー【NIO】、水素燃料電池の【PLUG】、ソーラー用マイクロインバータの【ENPH】。
前週比で株価が下がったのは、四半期決算で株価が20%超で下落したソーラーエッジ 【SEDG】ぐらいです。そのSEDGでさえも、その後前週比−7.83%まで持ち直したのでした。改めて、セクターや業界全体のモメンタムの大きな流れは無視できないと実感します。
今週のニュース
【SEDG】Q3決算、売上と営業利益が前年同期比を下回り、株価下落
ソーラーエッジ【SEDG】の株価が、Q3の結果を受けて急落しました。
ソーラーエッジ は業界シェアが高いので、太陽光にますます注目が集まる中、今後も業界をリードして行くのか、ライバルであるエンフェーズエナジー【ENPH】らに猛追を許すのか。今後も注目です。Q4の決算も芳しくないとなると、投資家の失望は大きくなりそうですね。
【CLSK】マイクログリッド2020グローバルカンファレンスでのプラチナスポンサーシップを発表
11月17〜19日に開催されるMicrogrid2020というカンファレンスでプラチナスポンサーとなっているようです。SIEMENSやSchneiderといったマイクログリッド関連企業と並んでいます。
今後、マイクログリッド自体がどのようなトレンドとなっていくかももちろん注目ですが、その中でまだまだ小規模のクリーンスパークがどのように立ち位置も築いて行くのかも楽しみです。
【TSLA】【NIO】イーロン・マスク氏がNIOを示唆するツイート
これは、からかいのようなものなのでしょうか…笑
これがニュースになるのだから、さすがはイーロンさん。
420 is ten times better than 42
— Elon Musk (@elonmusk) 2020年11月6日
「420ドル(TSLAの株価)は42ドル(NIOの株価)より10倍すげーよ」
NIOについて言及するということは、イーロンさんは少なくとも気にはかけているということなんでしょうか。
中国の国をあげてのEV普及。
それによるNIOの急進。
テスラの上海ギガファクトリーの今後の行方。
世界のEV普及の流れ。
米中の対立。
複雑な要素が交錯する中で、この二社がどのような拡がりを見せて行くのか。
楽しみでなりません。
それでは、また書きます。
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