【TSLA】テスラ銘柄メモ【投資ビギナーの全力調査】

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(2020年9月20日時点の記事です)

テスラ のバッテリーデーが近づいて来ていますね!

9月の米国株式市場は大荒れ(少なくとも私やTwitterのTLにとっては笑)でした。そんな中、TSLAの株価ももちろん上下動しました。そして近づくバッテリーデー。期待をかけている方も多いように思います。

私はポートフォリオの中でそれなりの比率でTSLAに投資しています。しかし、業績というよりもTeslaのミッションや事業内容から入ったので、詳しく調べることをせずドンドン比率を増やしてしまっていたのでした(反省)。

ということで、投資ビギナーではありますが、いまの自分の能力と経験のできる限りを絞り出し、調べたことをまとめておきたいと思います。調べたいこと・書きたいこと半分以上残しているので、また書くと思いますが。

記事を読まれた方は、なにか間違っているところがあればぜひご指摘ください。他にこういうこと知りたい!もあれば教えてください。

それでは、始めます。

 

【TSLA】企業概要

  • 会社名   :Tesla Inc
  • 設立年月  :2003年7月

  • セクター分類: 一般消費財 (Consumer Cyclical) 

  • 上場市場  :NASDAQ(2010年6月にIPO)

  • 従業員数  : 48,016人

  • ウェブサイト:http://www.tesla.com

  • 概要:テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカーの「ロードスター」、続いてセダンの「モデルS」、SUVの「モデルX」、新型セダンの「モデル3」を展開する。地域別売上は米国が約50%を占め、シリコンバレーに拠点を置く。充電・蓄電の電力システムも製造。本社はカリフォルニア州パロアルト。Yahoo!ファイナンスより)

  • ヴィジョン:"Tesla’s mission is to accelerate the world’s transition to sustainable energy." "世界の持続可能エネルギーへの移行を加速させる"(筆者訳)

 

【TSLA】事業のポイント

 私があれこれ書くまでもなく、Strainerさんの記事によくまとまっていたので、貼っておきます。

strainer.jp

 

やはり、注目すべきは、TeslaはただのEVメーカーではなく、垂直統合型の企業であること。Strainerさんの記事から引用します。

Teslaは世界初の垂直統合型の持続可能なエネルギー企業であり、発電、貯蔵、消費を含むエンドツーエンドのクリーンエネルギー製品を提供している。 

EVは目的ではなく、あくまでもヴィジョンを実現するための一つの手段・パーツでしかないということでしょう。2017年にテスラモーターズからテスラに社名変更したのも、その心意気が感じられまう。

*2016年に太陽光発電事業を手がけるソーラーシティの買収を完了したことから、EV事業だけではない実態を反映させたという話も見かけました。

【TSLA】テスラ を取り巻く市場動向

追いきれないので、また後日。 

【TSLA】業績・決算

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2020年8月3日に発表された2020年2Qの四半期決算も含めた情報です。

※All numbers in thousands

売上(評価:S)

年度毎の売上を見ていきます。

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https://finance.yahoo.com/quote/TSLA/financials?p=TSLA

2016年→2017年 約70億ドル→約117億ドル(売上高成長率 約67%)

2017年→2018年 約118億ドル→約215億ドル(売上高成長率 約82%)

2018年→2019年 約215億ドル→約246億ドル(売上高成長率 約14%)

※参考:トヨタの2020年3月の年次決算での売上高 約30兆円(=約2857億ドル, 1ドル=105円)

このように、少なくとも2016年以降は、順調な売上成長を遂げています。

2016年→2019年の3年間で見ると、約70億ドル→約351億ドルとなり、400%の売上高成長です。

私の目線から見れば、十分な売上成長率です。今後も成長率を維持できるかに注目です。

営業キャッシュフロー(評価:A)

年度毎の営業キャッシュフローを見ていきます。

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https://finance.yahoo.com/quote/TSLA/cash-flow?p=TSLA

2016年→2019年にかけては、右肩上がりです。

2017年まではマイナスだった営業CFが、2018年からプラスに転じていることもわかります。

営業CFが毎年増加していという点では好感を持てますが、プラスに転じてまだ年数が浅いことから、現時点ではA評価としました。

※参考:トヨタの2020年3月の年次決算での営業CF 約3.6兆円(=約343億ドル, 1ドル=105円)

営業キャッシュフローマージン(評価:A)

年度毎の営業キャッシュフローマージンを見ていきます。

2016年 ▲1.77%

2017年 ▲0.52%

2018年 9.77%

2019年 9.79%

一般的に15%以上あれば良いと言われることが多い営業CFマージン。

直近の2年はその基準を超えています。営業CFがプラスに転じたのと同じタイミング(2018年〜)に営業CFマージンもプラスとなっています。2020年がさらに伸びるのか、注目です。 

※参考:トヨタの2020年3月の年次決算での営業CFマージン 約12%

EPS(評価:A)

四半期毎のEPSを見ていきます。

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https://finance.yahoo.com/quote/TSLA/analysis?p=TSLA

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https://finance.yahoo.com/quote/TSLA/financials?p=TSLA

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https://finance.yahoo.com/quote/TSLA/financials?p=TSLA

四半期毎のEPSは、コンセンサスEPSを超えているかをチェックしています。

2019年Q3から2020年2Qにかけての四回の四半期決算では、毎回コンセンサスEPSをクリアしています。

2020年Q3は、上記に示した期間の中では最も高いコンセンサスEPSとなっているので、これをクリアできるのかに注目しています。

業績まとめ(総合評価:A)

  • 売上:評価S
  • 営業キャッシュフロー:評価A
  • 営業キャッシュフローマージン:評価A
  • EPS:評価A

この結果から、私としての総合評価はAとしました。

業績:その他

他に知っておきたいのが、現状の(工場・設備などへの)投資額と今後の投資の見通しですが、今回は見送り、次回にまわします。

 

【TSLA】2020 Q2決算資料のチェック

直近の四半期決算資料を見ておきます。
※主にDeepL翻訳を使い、必要に応じて調整しています。

2020年2Q決算ハイライト

  • フリーモントの主要工場を四半期の半分近く閉鎖したにもかかわらず、2020年Q2にフリーキャッシュフローは418Mドルのプラスを計上。
  • 根本的なオペレーションの改善により利益が前四半期比で改善。
  • 工場の操業停止に関連したコストが発生したものの、四半期中に実施した経費削減のための措置によって相殺。
  • 12ヶ月間のGAAPベースの営業利益率は5%近くに。
  • 営業利益率は今後も成長を続け、最終的には業界をリードするレベルに達すると予想。
  • 上半期の進捗は、2020年下半期の成功をより明確にするものになった。
  • 既存施設の生産能力は、需要を満たすために改善を続けており、さらに生産能力を追加している。
  • 今年後半には、3大陸に3つの工場を同時に建設する予定。
  • 製品ロードマップに投資し、技術を向上させ、生産を現地化する一方で、事業全体でコスト効率を高め、運転資金を綿密に管理していく。
  • どのようなシナリオにも対応できるように、現金を厳密に管理することが重要。

車輌製造数・出荷数

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製造数

  • モデルS/Xは、前期比で▲59%、前年同期比で▲56%
  • モデル3/Yは、前期比で▲13%、前年同期比で+5%
  • 合計では、前期比で▲20%、前年同期比で▲5%

出荷数

  • モデルS/Xは、前期比で▲13%、前年同期比で▲40%
  • モデル3/Yは、前期比で+5%、前年同期比で+3%
  • 合計では、前期比で+3%、前年同期比で▲5%

モデルS/Xの出荷数が前年同期比で大きく下がっているのが目立ちますが、そもそも同タイプは製造数がそれ以上に減っているので、出荷数のマイナスは異常値とは言えなさそうです。(この辺りは、お詳しい方、教えていただきたいです)

また、モデル3/YのほうがS/Xと比べて調子がよく見えるのは、テスラの戦略(初めは高級EVを販売してその利益でより低価格なEVを販売していく)の一環として見ても良いのではないかと思います。それは、以下の表にあるように、モデルS/Yの販売は現状、米Fremont工場のみで製造されており、既存の上海やベルリン、米の新工場でもS/Xの製造は予定されていないからです。

この製造数・出荷数・工場での製造モデル予定を合わせて見ると、今後テスラ はより手に取りやすい価格の車輌を増やしていくという意思が透けて見えてきます。

(この辺りも、お詳しい方、ぜひ意見聞きたいです)

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ちなみに、Q2資料では、イーロン・マスクCEOの微笑む姿が透けて来そうなこんな比較資料もありました。グローバル市場で見た、各社の2020年前半の出荷数前年比のグラフです。他社が軒並み▲20%を下回る中で、テスラだけがプラスであるとのこと。これ、結構衝撃ですね。

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オートパイロット&完全自動運転へのコメント

公道を走るテスラ車からの膨大なデータ収集をする中で、信号機や停止標識の認識システムがより強固なものになってきていると書かれています。

第2四半期より、FSD(自動運転機能=Full Self- Driving)搭載車は、安全と判断された場合には、交差点で停止するか、運転者の確認なしで通過するようになるとも。

「最終的には、確認の必要性を完全に撤廃します」という宣言には驚きました。

エネルギー事業について

  • Megapackは最近発売されたばかりで拡大中
  • 第2四半期に初めて利益を計上

ソーラー事業について

  • 米国では家庭用レトロフィットソーラーをさらに求めやすい価格にするとともに、効率性を高めたパネルを提供
  • それは1ワットあたり1.49ドルで、平均的なテスラのソーラーシステムは業界の3分の1以下の価格となった
  • ソーラールーフの設置件数は、Q1と比較してQ2は約3倍に増加
  • 引き続き設置チームを拡大し、設置率の向上に努めて行く

 

なお、Q2カンファレンスコールについては、タケサンのこちらのnote記事がとても参考になります!(改めて読もう…)

note.com

【TSLA】私的まとめ 

私のポートフォリオにおいて、大きな割合を占めるTSLAですが、銘柄の調査は正直サボっていました。

それでもなお私が大きな割合で投資に踏み切ったのは、テスラ のミッション"世界の持続可能エネルギーへの移行を加速させる"への強い共感と、垂直統合型の事業を営んでいることです。つまり、ミッションと事業内容の一貫性が圧倒的なのです(私は企業活動を見るとき、一貫性を大切にしています)。

巨大なミッションを掲げたときに、それと釣り合う事業設計をして実行に移していくことは簡単なことではありません。それを実現するテスラに、私は本気度を感じますし、同じ船に乗ってその先にあるまだ見ぬ景色を見たい!と思うのです。

 

私が見る限り、業績はここ数年上昇トレンドですし、手に取りやすい価格帯のモデル3/Yの製造数・出荷数の増加と、それに伴うギガファクトリーが次々とオープンすることを考えると、今後のテスラの伸びに期待せざるを得ません。

もちろん大規模工場による投資額は嵩むのでしょうから、キャッシュフローは引き続きウォッチしていきたいところです。

 

投資初心者ながら、自分なりに調査したことが少しでも誰かの時短になればと思い、書きました。

最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。間違っているところなどありましたら、ご指摘ください。

 

【こんな記事も書きました】

▽ここにある動画、必見です! 

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 ▽テスラは、クリーンエネルギー 関連銘柄の中でもトップの時価総額を誇ります。

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▽テスラのポテンシャル、未知数ですね…

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 ▽TSLAを含むETFは多数あると思いますが、私が保有しているクリーンエネルギー ETFについて

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▽直近のPFでのTSLAの比率はこんな感じです 

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