損小利大。
頭ではわかっていても、利益が乗るほど利益確定したくなる。
頭ではわかっていても、損は確定したくない。
であるがゆえに、損小利大という言葉も頻出します。
機械的に損切りラインを設定している方もたくさんいます。
例に漏れず、私もそんな感じで半年間投資をしてきました。
そうすると起きることは何か。
「株式市場が盛り上がってきても、一定の含み益のレンジから出ることができない」
もちろん、度々利益確定し、一定の含み損は常に抱えていると、こうなるのは当たり前です。
先週金曜から、意識的に欲(利確欲・ナンピン欲)を抑えてみることにしました。
つまり、含み益が多い強い株は一切売らず、含み益がわずかもしくは含み損状態の弱い株を一部切っていきました。
以下はPFの一部で、含み益の絶対額が多い順です。
このうち、下位四つ、SE, ZM, BYND, SHOPが金曜の時点で含み損状態でした。途中でプラ転したものもありますが。
ICLNより上は、含み益が+二桁%以上なので、溝が深いですね・・・笑
このうち、今週金曜時点に、SEとZMを3分の2ずつ手放しました。両銘柄、ほとんど±0のステータスだったと記憶しています(ZMは買い増しに買い増しを重ねてやっと±0に持ち込んだ形)。
これを実施したことで起きたことをまとめると(当たり前ですが)
- 含み益はそのまま残る
- 手元のキャッシュポジションが増える
この行動をするまでは資金余力がほとんどありませんでした。
この行動によって、来週以降、取れる選択肢が増えたことになります。
- 売却したSEやZMを押し目で買い直す
- 含み益が大きい銘柄を押し目で買い増す
- いつか来る全体的な調整に向けてキャッシュポジションを維持しておく
投資においては、選択肢が豊かなほうが良いですよね(適切な選択肢を取れるかどうかは別ですw)。実際、私も現在の状態にしてから、来週以降の戦略について、より前向きに考えられるようになりました。
特に、2.で強い銘柄をさらに強くする選択肢を持てているのが、嬉しいです。
ここで、サイエンスミニオンさんから教えていただいた秘密を自分だけのメモとして載せておくます。自分だけのメモとして。
秘密ですけど、きつい調整でガッツリやられても含み益がたくさんあるような強い銘柄握りしめたまま何もしないと意外とすぐ復活します。何ならここぞとばかりに買い増すと前より強くなることも。9月の調整も10月大統領選前も先日のPfizer砲も、そうやって乗り切ったら今イイ感じです。秘密ですよ。
— サイエンスミニオン✨Feel the force! (@Adscience12000) 2020年11月20日
今回の、損小利大の行動によって、現状得たことをまとめると、
- 強い株をさらに強くすることができる可能性が拡がる
- 弱い株を一旦リセットすることで、強い株にする土壌づくりからやり直せる
- 豊かな選択肢を持てることで、この後の戦略がより前向きに思考できる
- 一定のキャッシュポジションを持つことによる安心感が持てる
来週以降どうなるかなんてわかりませんが、投資も何も試行錯誤。
また、振り返りをして投資レベルを上げていければと。
それでは、また。
<余談>
これ、やばくないですか?
コレ買っちゃう............
— 𝔸ℝ𝕀ℕ𝔸🇱🇺ルクセンブルク (@arinarinajp) 2020年11月20日
(期待に満ち溢れた震え) pic.twitter.com/XPyQCg1xpj