9月3日(木)・4日(金)の二日間、米国株式相場は大荒れとなりました。
Twitterを見ていても、「そろそろ大きめの調整が来る」と言われている中での、大幅な下落となりました。
私のPFも例に漏れず、(私なりには)大きく膨らんでいた含み益は、半分以下にまで減ってしまったのでした。
私は株式投資をして数ヶ月なので、リーマンショックやコロナショックの暴落を生き抜いた皆様方には心からの敬意と喝采を送りたい思いです 笑。
今後のために、今回の教訓を残しておきます。
9/3・4の売買履歴
おおよその売買履歴を振り返ります。(手数料なども含まれた額)
9/3 TSLA 買付 415ドル
9/3 SQ 買付 152ドル
9/3 SEDG 売却(利確) 198ドル
9/3 ENPH 売却(利確) 67ドル
9/3 ZM 売却(利確) 382ドル
9/4 TSLA 買付 380ドル
9/4 SEDG 買付 190ドル
9/4 ENPH 買付 63ドル
素人丸出し、バタバタした様が目に浮かびます。恥ずかしい。
9/3の底あたりでTSLAとSQを買い増しましたが、今回の調整を甘く見ていたことがわかります。翌日には、さらに大きく下げることになりました。
9/3のSEDGとENPHの売却は、明らかに遅すぎました。+20%近くあった含み益は、売却時には確か5%程度まで下がっていました。ZMは、前日までに含み益が60〜70%まで膨らんでいたので、十分な利益確定ができたとは思います(にしても判断は遅い)。
そして9/4、寄りで上がりそうな様子を見せると、ここぞとばかりにTSLAと、翌日売却したばかりのSEDGとENPHを買い付け。これが大失敗でした。見事な寄り天で、その後急落を続け、いずれも前日比−10%ほど下落していました。
さて、今後どうするかを考えました。
今後の考え。下落相場・調整にどう向き合っていくか?
今後の考え①長期保有・中期保有を明確に分ける
最近は、短期保有前提での買い付けはしないので、長期保有銘柄と中期保有銘柄に分けます。
私の定義としては、
- 長期保有:自分の考えるストーリーが崩れない限り、売却しない。下落相場でも機会を見て買い増す
- 中期保有:市場動向を踏まえ、あらかじめ設定した数値基づき一部または全部を売却(利確・損切り)する
このように分けることで、「この銘柄はどうしよう?利確・損切りすべきか?」といった迷いをなくします。下落相場で焦った状態で良い判断などできるはずはないからです。
いま振り返ると、長期保有はQQQ、TSLAのみ。他は中期保有です。
今回の下落相場前はそこまで考えていなかったので、どの銘柄も売却するタイミングを判断できず、含み益→含み損への移行してしまったのでした。
中期保有銘柄の売却基準は、最高到達株価-10%のところに設定しています。メイン口座である楽天証券ではトレールストップ機能がないので、あくまでも目算です。
今後の考え②株価上昇中に中期保有銘柄を半分程度売却する
市場が加熱気味だと感じた場合、また今回のように「調整が来る」という声が出始め自分でもそこに納得感を持てる場合、下落相場に入る前に中期保有を半分程度売却することを検討します。
幻である含み益を一部現実のものとすることで、いつ下落がきても心の安定を保てるはずです(少なくとも今回よりは)。
残った半分は、市場の動向を見て判断するという余地を残します。
今後の考え③寄りの株価に振り回されない。買いを急がない。
振り返ると、9/4の寄りでは、明らかに買うべきではありませんでした。
売りが売りを呼ぶ、と言われるように、今回のような大き目の調整では、個人投資家にも不安心理が働き、下落がまだ続くことは予想できたはずです。その予想が当たらずとも、少なくとも寄りは静観し、市場の動向を見守るべきでした。
下落相場において、買いの機会損失を失うことよりも、買いのタイミングを間違わないことに重点を置こうと思います。
調整についての考え
調整が来る!は恐れの対象になりがちだけど、冷静に考えたら、上昇のために必要な健全な要素。そう考えると、怖くない。※銘柄による📝
— レイリー 🌎🇺🇸 NYSE : RYL (@nyseryl) 2020年9月3日
こんなこと書いてたみたいです。なんの準備もできていないのに!笑
調整と聞くと、投資家としては恐れがちですよね。
含み益の一部または全部を失うわけですから。
ただ、これは未来の上昇に向けて、必要なプロセスなんだと考えると、投資家としてはうまく付き合っていこうと思えます。「調整」=「調子を整える」。
より良い未来に向けて、今後の調整も乗り切ろう!
心の癒しとなったツイートたち
最後に、この下落相場で、勇気付けられたツイートたちを貼っておきます。見返しても素晴らしい…Twitterのみなさん、いつもありがとう。
株価如きに一喜一憂するのは心の消耗につながるだけで無駄な行為です。
— ボラティ🇺🇸米国株投資家🇺🇸 (@Tami99toushi) 2020年9月4日
長期的にその会社が成長して多くの利益をあげると見越して投資をしているのでその前提が崩れなければ保持しておくだけ。前提が崩れたら即時売却。株価が上がっても下がっても関係ないですよ😇
このくらいの下落なんて1年チャートでみたら誤差以外の何者でもない。
— 英国淑女@証券ウーマン (@BritishLadyhaha) 2020年9月4日
FAANNMGを仕入れやすくしてくれるなんて、本当優しすぎる相場。 pic.twitter.com/Us2SOVOCeK
Puruさん、なんて癒されるツイートなんだ😂 https://t.co/JSWFp807sD
— biz🇺🇸株 (@blacksharkbiz) 2020年9月4日
一喜一憂しない事の大切さ
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2020年9月3日
爆益とか寝てもお金が増えるって感情を持つと
→こうやって落ちた時に、その反動が大きくなって恐怖感で何も手につかなくなってしまう。
→それが狼狽売りに繋がる。
出来る限り淡々と。いい時も悪い時もやる事を変えない。
最近株デビューした人は、この程度の調整は日常茶飯事だと思って慣れて欲しい👺
— 力丸👺@サラリーマンでも米株と車で人生を豊かに💁♂️ (@teslafuns) 2020年9月3日
いつも参考にさせていただいてるツイアカが見事に同じようなことしか言っていない。
— サイエンスミニオン🇺🇸米株投資家 (@Adscience12000) 2020年9月3日
「市場には良い時もあれば悪い時もある。これが普通。」
もちろんこれが大暴落の始まりかもしれない。それは誰にもわからないし、我々には何もできない。だから小魚の私は自分のできることをやる。そう、気絶です。
覚えていますか?株は上がるだけでなく、下がることもあるということを。
— 岡元兵八郎 (@heihachiro888) 2020年9月3日
S&P500は3/23の大底から4~7%の調整を何回かこなしてここまで上がってきました。ここからも同じ様な調整が起きても何も不思議ではありません。米国🇺🇸株の投資家は、そんな経験を経て、史上最高値の喜びを味わっているのです。 pic.twitter.com/fhpuPBPBJo
そろそろ大きめの調整あるかも!という記事、ツイートを多く見かけるようになってきた。個人的にも調整あるだろうな、とは思ってるけど、恐ろしいことに全く何もないどころかさらに高値を更新し続ける可能性もある。結局未来は誰にもわからないので何が起きてもいいように準備しとけよってことですね。
— サイエンスミニオン🇺🇸米株投資家 (@Adscience12000) 2020年9月3日
下落相場の教訓②〜嵐は過ぎ去るまで待て〜 - レイリーの投資ダイアリー